1. はじめに:社長、いつまで「超人」を続けるつもりですか?
工務店の社長って、本当に凄まじい仕事量をこなしていると思います。
朝は現場に顔を出し、日中は現調と打ち合わせ、夕方は職人さんからの電話対応、夜は事務所に戻って見積書作成……。
自分が動かないと現場が回らない
そう思っている社長さんも多いはずです。
でも、これって裏を返せば、社長の体力が尽きた瞬間に会社の成長が止まってしまうということでもあります。
私見ですが、今の時代、社長がやるべき一番の仕事は現場の段取りではありません。
「どうやって価値を伝え、どうやって適正価格で受注するか」という戦略を練ること、そして営業に集中することです。
この記事では、ITという24時間文句を言わずに働く部下を雇って、社長の自由な時間を取り戻すための具体的な方法についてお話しします。
2. 現場の「言った・言わない」の電話をゼロにする方法
リフォーム現場で結構な時間を奪われるのが、職人さんやメーカーとの確認の電話だと思います。
あの部材、いつ届く?
図面のここ、どうなってる?
こうしたやり取りをすべて電話やメールでやっていると、社長のスマホは鳴り止みません。
そこで活用したいのが、施工管理アプリ(ANDPADやPhotoructionなど)です。
- 情報の置き場所を一箇所にする: 最新の図面も、工程表も、現場の写真も、すべてアプリの中に置いておきます。
- 「これ見ておいて」で済ませる: 職人さんに「アプリに図面アップしたから確認しておいて」と伝えるだけで、10分の電話が10秒のチャットで終わります。
最初は職人さんが使ってくれるかな?と不安になるかもしれませんが、やってみると意外と電話しなくて済むから楽だと喜ばれることも多いと思います。
現場がスマートになれば、社長が現場に張り付く必要もなくなります。
どうですか?ワクワクしてきませんか?
3. 忘れてしまうことはITに任せて、脳の空き容量を増やす
リフォームは検討期間が長いので、お客様とのやり取りをすべて記憶しておくのは不可能です。
あのお客様、3ヶ月後に連絡するって言ってたけど、いつだったかな……
思い出そうとすることって、実は脳にとって大きなストレスになります。
ここで導入したいのが、シンプルな顧客管理(CRM)ツールです。
高度なものである必要はありません。
簡易なものであれば無料で使えるツールもあります。
スマホでポッチと「〇月〇日に連絡」と入力しておけば、その日に通知が来る。それだけで十分です。
私見ですが、忘れても大丈夫な仕組みを作ること
これがが、社長のメンタルの安定にもつながると思います。
脳の空き容量を、お客様の悩みへの解決策を考えるために使いましょう。
4. 【実践】ツール選びで失敗しないための3つの基準
おっしゃ! ITのツール導入しよ!
となったとき、高機能すぎるものを選んで失敗するケースがよくあります。
失敗しないための、シンプルな選定基準をお伝えします。
簡潔に言えば、複雑なものやめましょう。
出来る限り簡単なもの選びましょ。
続けることが一番大事ですから。
- スマホで完結するか: 現場や車の中で使えないツールは、結局使わなくなります。
- 「入力」が簡単か: キーボードを叩かなくても、写真1枚、音声入力1つで記録が終わるものを選んでください。
- サポートが充実しているか: ANDPADのように、建築業界の言葉が通じるサポートチームがあるツールは、導入のハードルがグッと下がります。
これからは、AIがさらに進化して、音声で話しかけるだけで見積書のドラフトを作ってくれるような時代が来てるような気がします。
どんどんいろいろなものが簡単になっていますから。
その流れに今から少しずつ乗っておくことで、数年後には営業にだけ集中できる環境が完成しているはずですよ。
乗るしかない!!!このビッグウェーブに!!!
まとめ:ITは人間が人間らしい仕事をするための便利な道具
ITツールを入れる本当の目的は、効率化そのものではありません。
事務作業という機械にもできる仕事をITに任せ、社長がお客様と向き合う、職人さんと想いを共有するという
人間にしかできない仕事に時間を使うためです。
あなたが現場で大切にしている誠実さや技術への誇り。
それをより多くのお客様に届けるために、ITという強力な味方を手に入れてください。
便利な時代ですから、使いこなせるものはバンバン使っていきましょう。
まずは、一番手間だと感じている事務作業を一つ選んで、それをスマホで解決できないか調べてみることから始めてみませんか?
新しいツールを触ってみると、「あ、こんなこともできるんだ!」という発見があって、意外と楽しくなってくるかもしれません!

